1月のパリはショッピングに最適

ファッションの都パリには、有名ブランドが勢揃い。バーゲン(soldes)シーズンを利用して、上手にショッピングを楽しんでください。

1月、ファッション・ウィーク開催中のパリは有名デザイナーたちを迎え、さまざまな関連イベントが開かれます。ショッピングを目的に訪れる人も多いパリ。1月のバーゲン期間中はベストシーズンです。さあ、用意はいいですか? ショッピングに出発!

モード

Soldes © Amélie Dupont

1月のパリはFashion Week (ファッション・ウィーク)で華やぎます。次の年のメンズ・プレタポルテやオートクチュールのトレンドを探りに、業界のビッグネームや、セレブ、ジャーナリストたちがパリへ押し寄せるのです。
ランウェイは業界関係者しか見られなくても、ショーはグラン・パレやカルーゼル・デュ・ルーヴル、パレ・ド・トーキョーといったパリの有名スポットを中心に、街中でもおこなわれています。スターやモデル、有名デザイナーを見かけることも…。しっかり目を開けておきましょう!


ショッピング

ファッションと切り離せないのがブティック! ショッピングの殿堂パリは、こちらも充実しています。ワードローブを一新したい? 最新流行のアクセサリーや旬のitバッグが欲しい? ファッショニスタにとって絶対外せない時期があるとしたら、それが1月。待ちに待ったsoldes d’hiver(冬のバーゲン)11日水曜日にスタートするのです。最大70%の値下げが6週間つづきます!

詳しくはパリのバーゲンをご覧ください


モードのいろいろな面を見てみたい

Costume pour Anna Pavlova © BnF, département de la Musique, Bibliothèque-Musée de l’Opéra

ショッピングの合間に、ファッションの世界に詳しくなれる展覧会が見てみたい? アートを感じながら少し休憩してみたい? それなら、ギャラリー・ラファイエット2階のギャラリー・デ・ギャラリーへどうぞ。ドイツの現代アーティスト、Hans-Peter Feldmann (ハンス=ペーター・フェルドマン)の展覧会がおこなわれています(1/21まで)。

すぐそばのガルニエ宮で足を止めれば、Bakst :des ballets russes à la haute couture (バクスト:バレエ・リュスからオートクチュールへ)が見られます(3/5まで)。レオン・バクストは、イヴ・サンローランやカール・ラガーフェルドなど、現代の有名デザイナーたちに影響を与えたロシアの舞台美術家・衣裳デザイナーです。

ファッションの歴史は、常に穏やかだったわけではありません。装飾芸術博物館では、14世紀から今日まで、モード界を揺るがしたスキャンダルをふり返る展覧会Tenue correcte exigée, quand le vêtement fait scandale (「きちんとした服装でおいでください」、服がスキャンダルになるとき)を4月23日まで開催しています。

ガリエラ美術館では、Anatomie d’une collection – 2e partie (コレクションの解剖学 第2部)を開催中(2/12まで)。2016年5月に始まった同名の展覧会の続編です。第1部ではマリー=アントワネット、ジャクリーヌ・ケネディ、オードリー・ヘップバーンなど、歴史上の人物や著名人がどんな服を着ていたのかを解き明かしました。第2部は新たに40ほどの展示品が加わり、また2016年8月に亡くなったソニア・リキエルに敬意を表した内容になっています。

フランス国立図書館では、ファッション写真の大家リチャード・アヴェドンに注目。La France d’Avedon. Vieux Monde, New Look (アヴェドンのフランス 旧世界、ニュールック)は、フランスとの関わりという新しい視点から、このアメリカ人の花形カメラマンをとらえなおす展覧会になっています(2/26まで)。


その他に…

まもなく終了予定の展覧会

Affiche de l'exposition Hergé au Grand Palais, Paris © Grand Palais

2016年の目玉企画だった展覧会にも、まだ見られるものはあります。たとえば、グラン・パレHergé (エルジェ)展、マイヨール美術館Ben (ベン)展(1/15まで)、マルモッタン・モネ美術館Hodler, Monet, Munch (ホドラー、モネ、ムンク)展(1/22まで)。ジャックマール=アンドレ美術館Rembrandt intime (素顔のレンブラント)グラン・パレMexique 1900-1950 (メキシコ1900-1950年)ポンピドゥー・センターMagritte. La trahison des images (マグリット イメージの裏切り)(1/23まで)もあります。

オランジュリー美術館La Peinture américaine des années 1930 (1930年代のアメリカ絵画)ポンピドゥー・センターBrassaï – Graffiti (ブラッサイ – グラフィティ)(1/30まで)もお忘れなく。フィルハーモニー・ド・パリに行けば、Ludwig van, le mythe Beethoven (ルートヴィヒ・ヴァン ベートーヴェン神話)、ミュージシャンのマチュー・シェディッドと写真界のスーパースター、マーティン・パーによる素晴らしい対話MMMの一石二鳥。どちらの展覧会も1月29日までです。


フェスティバルと見本市

Festival Automobile International, Hôtel des Invalides, Paris © DR

2017年はまず、第1回Graphic Design Festival (グラフィック・デザイン・フェスティバル)(1/11〜2/22)でスタート。市内のあちこちでグラフィック・デザイン関連のイベントが多数おこなわれ、無料で楽しめます。

1月21日から3月5日までは、新しいヨーロッパの写真のためのフェスティバル、Circulation(s) (シルキュラシオン)の第7回目がサンキャトルでおこなわれます。

また見本市の第3回art3Fも、1月27日から29日まで開催。コンテンポラリーアートの普及を目的とした大規模なアートイベントです。

メカ好きには、2月5日までおこなわれるアートとカーデザインの祭典、第32回Festival Automobile International (国際自動車フェスティバル)がおすすめ!


コンサートとショー

Cirque Alexis Gruss spectacle Quintessence © DR

ミュージカルファンにぜひ見てほしいのがHit Parade (ヒット・パレード)。ダリダ、クロード・フランソワ、マイク・ブラント、サシャ・ディステルがホログラムでステージによみがえります。最新テクノロジーを駆使した公演は、1月12日からパレ・デ・コングレにて。

シャンゼリゼ劇場では、1月24日から27日まで、Irina Kolesnikova et le Saint-Pétersbourg Ballet Théâtre (イリーナ・コレスニコヴァとサンクトペテルブルグ・バレエ・シアター)の公演がおこなわれます。クラシック・バレエが好きな方には嬉しいニュースですね。

Pinder (パンデール)(1/22まで)とAlexis Gruss (アレクシス・グリュス)(2/19まで)による伝統的なサーカスの公演もあります。


スポーツ

Prix d'Amérique, course hippique, Paris © DR

パリでは2017年、世界選手権が3つも開催されます! まずは1月11日からアコーホテルズ・アリーナ(ベルシー・アリーナ)でおこなわれる第25回Championnat du monde de Handball(ハンドボール世界選手権)。フランスはタイトルを維持できるのか? すべての結果がわかるのは1月29日です!
すぐ近くのベルシー・ヴィラージュも、選手権期間中はハンドボール一色に。1月6日から29日まで、オフィシャルビレッジが置かれ、さまざまな活動がおこなわれます。

パリ・ヴァンセンヌ競馬場では、1月29日の繋駕速歩競走Prix d’Amérique Opodo(アメリカ賞)が年の最初の月を華やかにしめくくります。


イベント

Paris, défilé du nouvel an chinois © Fotolia

モードの月は、自動車だってオシャレ。1月8日のTraversée de Paris hivernale(冬のパリ横断走行)では、パリ市内にクラシックカーが大集合、パレードをします。

1月28日旧正月、酉年のはじまりです。盛大な龍舞をはじめ、ショーやイベントが盛りだくさん。

1月31日は、ポンピドゥー・センター開館40周年! はじまりは1977年1月31日でした。以来、“ボーブール”(センターがある地区の名、センターの通称)には、モダンアート、コンテンポラリーアートの世界的コレクションが集められています。40周年にあたるこの1年、フランス国内40都市でさまざまな展覧会が開催されます。パリでは、館内が初めて一般公開された記念日にあわせ、2月4日と5日の週末にイベントが予定されているので、ぜひどうぞ!